安藤広重と言えば、葛飾北斎、北川歌麿と並び、我が国の美術史を
代表する春画・浮世絵師の一人です。
しかし、画家としては歌川広重としての名前の方が有名で、
中には同一人物だと知らない人もいるようです。
父は江戸の下級武士、八代洲河岸火消屋敷の同心、安藤源右衛門。
幼い頃から絵心に恵まれ、15才で歌川豊廣に入門し翌年、歌川広重の
名を与えられたそうです。
本当は初代歌川豊国の門に入りたかったらしいのですが、
満員で断られたそうですよ。
最初の10年ほどは家業の火消しを手伝いながら絵を描いていた
という説もあります。
春画・浮世絵師として有名な安藤広重ですが、風景画も得意で、
東海道五十三次や甲州日記などの名作集を残しています。
広重は遠近画法を極めた画家としても知られ、又、その色図解も
実に素晴らしかったそうです。
中でも青い色の扱いはグンを抜くものがあり、後に広重ブルーとして、
遠近法とともに、世界中の芸術家に多大な影響を与えたと言われています。
あの西洋の印象派を代表するゴッホも安藤広重の絵に学んだ画家の一人です。
版画が主流となってからも広重が肉筆で描く春画・枕絵は人々を
魅了し続けたそうです。
作品etc - livedoor Blog 共通テーマ

